1973年、エス・テー・デュポンは世界で初めて、シルバーやゴールドといった高級素材を工場生産に取り入れ、初の高級ボールペン「クラシック」を発表しました。それは正に革命でした。機能性と技術を兼ね備えたオブジェでありながら、非常に個性的なものだったからです。
1996年に制作された「オランピオ」コレクションは、レザー、マザーオブパール、純正漆などの貴重な素材を用いており、まさに書くことの楽しさを伝えるコレクション。サイズ展開は4つ(ミニ、M、L、XL)となっています。また、ジュエリーのような「カプリス」
コレクションは、エス・テー・デュポンの世界を女性たちにまで広げました。
そして2008年、エス・テー・デュポンは大容量のUSBキーを筆記具に一体化した初のコレクション「ネオ・クラシック・プレジデント」を発表し、新境地を切り開きました。
エス・テー・デュポンのボールペン、シャープペン、万年筆、ローラーボールペンを一度手にすると忘れられなくなり、また親密なジュエリーを身に着けるかのようだと筆記具の鑑定家たちは絶賛します。
エレガンスの象徴、文化の香り高い筆記具は、お使いになる方々それぞれの個人史を映し出します。こうして、人生の証人のように代々伝えられていくこの高潔な筆記具の信頼性と美しさが表現されているのです
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