エス・テー・デュポンはフランスのラグジュアリーブランドとして知られています。このクールでエレガントなライターやシガーカッター、グッズにあこがれないシガーマニアはいないでしょう。
シャムの女王、エジプトのファルーク王と王妃、イラン皇后、デンマーク王妃、ウィンザー公爵と公爵夫人、ロスチャイルド家、パティアラのマハラジャ・・・。フランス大統領が、将来女王になる若き頃のエリザベス王女への結婚祝いに贈ったのもS.T.デュポンのラベンダーブルーのトラベル・ケースでした。
(左)創始者シモン・ティソ・デュポン(右)英国エリザベス王女のご成婚に贈られたモロッコ革のトラベル・ケース。 1947年製造。 |
そんな選ばれた者だけが手にすることができる製品、そして芸術性に徹底してこだわったのがS.T.デュポン。
1872年にS.T.のイニシャルをもつシモン・ティソ・デュポンによって作られたこのブランドは徹底して技術にこだわりました。金銀細工師、クリスタル職人、金メッキ師、革職人、漆職人も抱えるフランスの工房。特に純正漆を金属に塗るというS.T.デュポン独自の技術は創業135年目の今も門外不出です。
S.T.デュポンはこのようにライターをはじめとするシガーグッズ、アクセサリーなどで次々とヒットを飛ばしラグジュアリーブランドとして確固たる地位を築いてきました。
S.T.デュポンが常に最優先すること。それは美しさや洗練されたデザインはもちろんのこと、真に特別な一品を作るというプロフェッショナリズムなのです。
バーカウンターに座り、ライターのふたをあけたとき、あなたのデュポンだけの音が「ピーン!」と響きます。「あ、誰かデュポンを持ってる」そんな視線を感じるでしょう。
スペシャルな時間を演出するために、そのクールな肌触りを感じながら・・・。
|