いまや仕事に欠かせないノートパソコンやタブレットを美しく収納し、持ち運び、
スマートに使いこなすためのボーダーレスな道具箱、それが「KONSTELLA」です。
色々な場所に自分のデスクをつくり出していく様子が
星座(英語でconstellation)のように見えることから名付けられました。
場にこだわらず、場を生み出していくニュー・ワーキング・スタイルをサポートします。1965年創業、モノづくりの町・東大阪を拠点とする東洋スチールは、鉄製工具箱で日本トップのシェアを誇るメーカーです。
そんなメーカーがデザインチーム「Iroyori(イロヨリ)」とタッグを組み、日本の革の名産地である姫路産の本革をアクセントに加えて作り上げたのが、この現代の道具箱。
持ち手や本体を彩る美しい本革の生産地は、千年前、播磨の国と呼ばれていたころから皮革づくりが行われている兵庫県姫路市。
この地では、高度に専門化された職人たちによって、皮を柔らかいまま腐らないように処理をするなど、20以上の工程に及ぶタンニングという技法を使い素材として使える革に加工しています。
また、縫製は昭和初期から縫製部門を持つ、国内会社が担当。長きに渡って愛されているクオリティの高い縫製技術を生かし、一針ひと針丁寧に職人が縫い上げています。
山型工具箱でグッドデザイン・ロングライフデザイン賞を受賞した東洋スチール。
この工具箱の底面に刻まれているのは、先代が強度を上げるために入れた「十字」。
新たなブランド「KONSTELLA」はこの先代の知恵=DNAを引き継ぎ、耐久性はもちろん商品の機能、ブランドのアイコンとして使用しています。
本体にはアルミニウム合金を使用。洗練された質感に加え、見た目に反する軽さが特徴です。
美しいコーナーのRもはエンジニアとデザイナーが議論を重ね、強度と美しさに考慮して作られた技術のたまもの。
箱型のキャリーケースでは採算性と強度を上げるために樹脂パーツを被せているものが多い中、美しさと強度を兼ね合わせたデザイン性の高いフォルムに仕上がっています。
本体は「アルマイト染色」と呼ばれる漬け染技術で、創業90年培ってきた技術により味わい深い色味を生み出しています。染色液に漬ける秒数により色味が大きく変わってしまう中、一定の色を作り上げる技術はまさに職人技です。